新潟県/新発田駅(土地条件図)

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平常時には微細な土砂が運ばれてくるが、洪水時の増水によって粒径の大きな砂礫や砂利が押し流され、 河岸に打ち上げられることによって形成された河川沿いの高まり。氾濫平野よりも1 m 程度の高低差しかなく、その下部は氾濫平野と同様に軟弱層が厚く分布する。

河川が氾濫(川の水などが増してあふれ出ること)を繰り返し、流路をかえ、土砂を堆積して形成した河川との高度差が小さい土地。川や周囲の斜面から運ばれてきた細かい砂や粘土が厚く堆積し、地盤は軟弱で、地下水位は浅い。

主として低地(氾濫平野・谷底低地・後背低地・三角州)および旧河道に土を盛って造成された平坦地または緩斜地。山地・丘陵地、段丘・台地などの造成地のうち、盛土による平坦地または緩斜地。

段丘とは、河岸、海岸または湖岸に沿って平坦面と急崖が階段状に配列している地形をさす。台地とは、周囲を崖に囲まれた卓状の広い高台を指す。段丘・台地の形成時代は、低地よりも古く、また、一般的に高い位置にあるものほど形成時期が古い。土地条件図では、高いものから、高位面、上位面、中位面、下位面、低位面の5 段階に分類してある。川岸の段丘では主に砂礫からなることが多く、このほか、すき返されていない火山灰からなる段丘・台地は、一般的に、低地の氾濫原の地盤より良い地盤である。

扇状地に比べて傾斜が緩いもの。扇状地が低地に移り変わる部分や、規模の大きい扇状地がこれに相当する。主として、礫と砂からなるが、部分的にシルト・粘土を挟み、扇状地ほど地盤は良くない。海側ほど地盤は悪くなり、軟弱層は厚くなる。

※この地図は国土地理院発行の2万5千分の1の土地条件図を使用しています。


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